深夜のダメ恋図鑑というマンガ、あまりにもドハマりしすぎたので、ネタバレします!
深夜のダメ恋図鑑とは、3人の仲良し20代独身女性が夜な夜な集まって、出会った男性について語っているのですが、これが見事にダメ男ばっかり。
さらに、そのダメ男に対して、ビシッとやり返している様子が読んでいてスカッとします。
まずは第1巻内容について、3人ごとにネタバレします。
千鳥佐和子(ちどりさわこ)
佐和子は、仕事はできるが付き合う男性がダメンズが多く、ネタ豊富です。
まず元カレは売れないバンドマンで、何度も浮気を繰り返し佐和子を悲しませます。
でも浮気の言い訳で彼が言い放ったのは
「浮気なんて男の本能みたいなもの」
これに佐和子は静かにブチ切れ。
その後、聞かされる音楽に居眠りし
「睡眠って人間の本能だから」
ご飯作ると言って自分だけで食べ
「食欲って人間の本能だから」
Hのときも
「やだ退屈で寝ちゃった。これも本能か」
こういって、浮気は本能だと堂々と言ってしまう彼氏へ反撃します。
そして、佐和子は現在進行形で付き合っている彼氏が諒くん。
諒くんはこの深夜のダメ恋図鑑の中で一番多く登場するダメンズです。
諒くんとまだ付き合いたての頃、温泉旅行にいきます。
車に置き忘れた荷物を取りに行ったり、売店に忘れ物を買いに忙しく動く佐和子ですが、一方の諒くんはのんびりすわって「お茶入れて」と亭主関白気取り。
さすがに佐和子は
「ボタン一つでお茶が入るのにそれすらできないなんて、コイツ無能なのかしらって思ってる」
と静かにキレます。
この時点でこの男ヤバいなと、読者みんなが思ったと思うのですが、佐和子はどうも尽くすタイプの女性なのか、諒くんと別れることなく同棲スタートしていきます。
同棲というより、佐和子の一人暮らしに諒が転がり込んできたというのが正しい言い方かもしれませんね。
1人暮らしをしたことがない男性って、女性を母親代わりにしてしまう危険が高いのですが、この諒くんはまさにそんなタイプ。
佐和子の作ったみそ汁が、母親の味と違ってまずいといい出します。
さらに友人を連れ込み、みそ汁の味を確認させます。
ところが友人は「薄味でおいしい」と評価。
諒の母親は細粒だしを使っていましたが、佐和子は本格ダシを使っていたのです。
諒に「自分の価値観おしつけるな、出ていけ」と佐和子はブチ切れますが、諒は土下座で謝罪。
友人に「ここまでやってるので許してやって」と言われるが
「そいつの土下座にどれほどの価値が?」
こんなやりとりがあるのに、佐和子はまだ諒と別れないんですよね。
2巻以降も諒のダメンズぶりが何度も登場しますよ。
福間千代(ふくまちよ)
千代は少女マンガ育ちの夢見がちな女性。
彼といい雰囲気になっても、毛が見えてるとかちょっとしたことで逃げ出してしまいます。
なぜ逃げ出すのか彼に問い詰められ、「好きな人は王子様であってほしい」と王子様願望を告げます。
その後彼はドン引きすることなく、千代の気持ちに応えようと王子を目指すのです。
乗馬を始めたり、ひざまづいてみたり、おでこにキスされたり。
そこで、千代は現実世界で王子的な事をされても気持ち悪いだけだと気付き始めます。
古賀円(こがまどか)
円は見た目清楚で綺麗だが、元ヤン。
それなのに処女で、見た目とギャップのある女性です。
円エピソード第1話の中で、一番おさえておきたいのは、従妹で40代独身男性。
「ババアのATMになるのはゴメン」
「女は若い子がいい」
と上から目線の発言連発です。
そこで、円がブチ切れ、「若い子の方がバカがバレなくて済む」と、従妹のバカをつついて論破。
従妹は部屋にこもってしまうのです。
この従妹、その後もたまに出てきてむかつく言動を見せてくれるので、覚えておいた方がいいキャラです。
このように、円は一度スイッチが入ると百発百中でダメンズを論破してくれます。
円は良い雰囲気になった男性に「初めての男性」であることを打ち明けると、相手も実はと秘密を打ち明けます。
何かと思ったら相手は既婚者だった!!
そこで、円は「お前は楽しいことだらけ、こっちは失うもんだらけじゃねーか!ざけんじゃねぇ」とブチ切れます。
飲み会で太っている男性に
「炭水化物ばっかりだと太っちゃうよー」
「スレンダー美人が一番」
と言われ、たまらず円は「うるせえデブ」と反撃。
「女は機能上脂肪を蓄えやすい体質だけど、あんた女でもないのになんで脂肪蓄えてんの?」
これだけ聞くときついセリフですが、これまで男性が放ってきた太った女性に対する発言にムカついていた女子はみな拍手です!
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