2018年1月から月9ドラマでスタートしている『海月姫』
原作漫画が全17巻あり、完結しています。
かなり個性的なキャラクターばかりの海月姫。
結末が気になって原作漫画を最後まで読んでしまいましたので、原作漫画のネタバレを披露します。
※かなり具体的なネタバレを載せているので、ネタバレ知りたい方だけ読み進めて下さい。※
さらに原作漫画の内容を踏まえて、ドラマ海月姫のラストを予想します!
目次 [表示]
海月姫原作漫画最終回までのネタバレ
月海と蔵之介が作る服のコンセプトが明確に!
服作りのきっかけとなったのは、月海のくらげをイメージした服装。
でも、その服をどんな人に来てもらうかというのが曖昧でした。
おしゃれに興味のない人間が、おしゃれな服をデザイン・縫製する矛盾。
その矛盾から生じる行き詰まりを感じた蔵之介は、
「おしゃれに興味のない尼~ずが着たいと思う服」
というコンセプトが生まれます。
・来ていて楽
・丈夫
・自宅で洗濯できる
・年中着られる
・パーティなどにも着ていける
・普段着にも着れる
これらの要望を全てクリアできる超実用的な服のデザインを月海が考えます。
それはクラゲの変態をイメージした「変化できる服」
それを可能にする生地に出会います。
それは「ジャージー」
そう、ジャージに使われる生地です。
ジャージドレスを作り、ファッションショーを開催することになります。
修と月海は?
修は月海にプロポーズすべく、イタリアで特別な指輪を購入。
しかしイタリアに行っている間、月海がシンガポールに行ってしまいます。
蔵之介がシンガポールから連れ帰った後、修は月海に指輪を渡しプロポーズします。
月海は、修の事を好きだと思うと同時に、まだ自分がやりたい事を出来ていないと感じる月海。
服作りを続けると決心した月海は、修のプロポーズを断ります。
蔵之介恋の行方
兄である修と月海が両想いの為、自分は月海を変身させる“魔法使い”役に徹しようと決心した蔵之介。
それでも、月海が自分の元を離れ、カイ社長の元でデザイナーとなることについて受け入れられず、月海奪還の為シンガポールに向かいます。
シンガポールから月海を連れ出すことに成功した蔵之介。
カイ社長の作る服とは違った服を作ることを誓います。
その後、月海と「ジャージドレス」を作り、ドレスをお披露目するファッションショー当日、女装ではなく男性スーツで月海に
「愛してる」
と愛の告白をします。
蔵之介母と再会
修がイタリアへ向かったのは、月海への指輪購入だけでなく、蔵之介母へジェリーフィッシュのドレスを届ける為でした。
その後、修は再度開催することになったファッションショーの舞台に蔵之介の母を招待します。
修と自分の母親がそのようなやりとりがあった事など知らない蔵之介。
ファッションショーの舞台で突然母の姿を目の当たりにし、動揺を隠せません。
女装姿の自分を見られ、舞台に立てなくなる蔵之介でしたが、控室にやってきた母は、
「私はもうあなたとジェリーフィッシュドレスの大ファン」
と言って蔵之介を抱きしめます。
月海とドレスを作ることで、ずっと会いたかった母親との再会を果たした蔵之介でした。
目白先生の正体
常に部屋に閉じこもり姿を見せない天水館の重要住人である漫画家目白先生。
そんな目白先生も、原作漫画最終回でついに登場しました。
その正体はなんと男性!
目白先生は天水館にやってきた当初、着物姿の千絵子さんに一目惚れ。
自分以外の男性は入居してほしくないと思い、天水館を男子禁制ルールとしました。
でも、そうなると男である自分も前に出るのはまずいということに気付き、全く外に出られなくなったのです。
目白先生のカミングアウトにより、天水館の男子禁制ルールは撤回!
同時に蔵之介も男であることをカミングアウトし、天水館に住むこととなりました。
ドラマ海月姫最終回予想
原作漫画ラストを読んで、ドラマの結末を予想していきます。
自宅ファッションショー後のストーリー展開に注目
アニメや映画では、月海が初めてクラゲドレスを作りファッションショーでお披露目するところで物語はラストを迎えます。
しかし、そのシーンは原作漫画では全17巻の中で7巻辺り。
初めてのファッションショー後のエピソードを映像化されるのは、ドラマが初となります。
このファッションショー後に登場する重要人物は
①人形オタクでパタンナーのノムさん
②インド人の生地屋、ニーシャ
③アパレル会の実業家、カイ・フィッシュ
この3人です。
現在の所、キャストの中にこの3人は含まれていません。
なので、自宅ファッションショー後のストーリーを描くのかどうかはわかりません。
でも、それぞれ個性的でおもしろいキャラなのでぜひ登場することを願います。
3人それぞれのキャラクターを紹介します。
人形オタクでパタンナーのノムさん
イメージを形にするパタンナーは洋服作りに必須の役割。
千絵子さんのお友達で、見た服やデザインの型を作るのが得意で、千絵子さんがジェリーフィッシュのパタンナーに引き込みます。
人形を第一に可愛がり、人間は虫ケラという思考回路の持ち主です。
インド人の生地屋、ニーシャ
蔵之介がドレスの大量生産を考え、辿り着いたのがインド人が営んでいる生地屋。
ここで関西人気質のインド人ニーシャと出会います。
ニーシャは生地の調達だけでなく、蔵之介や天水館の人々にアパレル業界を教えてくれる役割のある人物です。
元カレが関西人だった為、関西弁で日本語を話します。
アパレル会の実業家、カイ・フィッシュ
シンガポールを拠点に、アジアのアパレル界のトップを走る実業家です。
ジェリーフィッシュのドレスを見て、月海のデザイン発想力を見抜きます。
天水館の買収危機を救うと同時に、月海をデザイナーとしてシンガポールに連れて行きます。
その後は結局蔵之介が月海を日本に連れて帰ってしまうと、中国の株価暴落が始まり、一気に窮地に追い込まれます。
社長の座を奪われたフィッシュ社長ですが、退職金代わりに天水館をもらい、天水館のオーナー兼管理人となるというのが最終回のフィッシュ社長でした。
ラストシーンは新江ノ島水族館
ジャージドレスを披露するファッションショーを開催する場所は、月海の大好きなクラゲがたくさんいる新江ノ島水族館!
水族館で開催されるファッションショーって、幻想的な感じがしますし、月海のドレスにはぴったりの場所ですよね。
新江ノ島水族館でのファッションショーで蔵之介が月海に「愛してる」というシーン。
これはぜひとも実現して欲しいシーンです。
まとめ
原作漫画は全体的にハッピーエンドで、ほっこり満足する結末でした。
ドラマ『海月姫』も、このようにハッピーエンドで終わるのではないかと思います。
具体的には、
・ジャージードレスの制作
・新江ノ島水族館でのファッションショー
・蔵之介と月海がくっつく
この3つの結末はドラマでも使われると結末予想します!