2018年10月からスタートした朝ドラ「まんぷく」

 

朝ドラファンとしては、習慣で毎日見てしまっているのですが、どうも福子の母・鈴の言動にイライラしてムカついてしまいます。

 

あの母親、現代では完全に毒親と言われる状態ですよね。

 

福子の母・鈴がなぜこんなにも視聴者をイラつかせるのでしょうか?

 

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「まんぷく」主人公・福子の母がイラつく原因

①口ぐせ「私は武士の娘です」

まず、ドラマスタート当初から耳に引っ掛かっていた口ぐせ

 

「私は武士の娘です」

 

まあこの口ぐせは娘達にも呆れられているところではあります。

まだ大阪で過ごしている時は何とか聞き流せましたが、戦況が悪くなって疎開することになった時、疎開先でもこの口ぐせが出ています。

 

ドラ好きネコドラ好きネコ

「居候の身で何偉そうにしてんの?」

 

と、思わずイラっ。

さすがに疎開先でのこの口ぐせは、

 

ドラ好きネコドラ好きネコ

「だから何!?」

 

と突っ込みたくなります。

②娘の夫に文句ばかり

武士の娘と言うのなら、もう少し男を立ててみては?と思うのが、福子の母・鈴の娘の夫に対する態度です。

 

長女・咲の夫、真一は「あの人は冷たそう」と結婚に反対

その後、何とか結婚は認めたものの、咲が風邪気味だと聞くと(のちに肺炎と判明しましたが)真一さんに気遣ってもらってないんじゃないかと真一さんへの文句。

 

次女・克子の夫、忠彦さんは、さすがに子供がいるのに売れない絵ばかりを書いていたので、親として文句を言いたくなる気持ちもわかりますが、とにかく克子と話している時の忠彦さんへの文句が多すぎです。

忠彦さんと克子はしっかり夫婦としての絆で結ばれており、当人同士が幸せなのだからいいじゃないかと、思ってしまいます。

 

そして、極めつけは福子の夫・萬平への文句です。

まず結婚前から、「勤め人のしっかりした人と結婚しなさい」と自分の価値観を娘に押し付け、自分で会社経営していた萬平を反対

その後、何とか結婚は認めたものの、入隊検査にひっかかり出兵していない萬平を恥じるような発言。

まあ、これはあの時代そういった考えが当たり前だったのかもしれませんが、そもそも萬平の体がボロボロになってしまったのは、いわれのない容疑で憲兵に拷問を受け続けたからですし、そこは少し理解を示して欲しいものです。

 

戦後、家も焼けて克子の家に居候している時は萬平に

「あなたは発明家なんでしょ、何か考えてよ。」

そう言っていたのに、はんこ作りや塩作りをやっていても、

「私ははんこ屋じゃない」とか

「塩を作ってどうやって生きていくの?」

そういって、人のやる気をそぐような事ばかり

心配なのはわかるけど、少しは娘夫婦を信じて欲しいものです。

③娘に文句ばかり

この福子の母はとにかく文句が多く、娘に対しても威圧的だったり頑固に娘の話を受け入れません。

 

克子がお金に困っていると聞き、福子は少しくらい助けてあげたら?と言いますが、母は反対。

福子が「私が働いてもらっているお金やし少しくらい」

と言うと、

「大してもらっていないでしょ。」

ドラ好きネコドラ好きネコ

いやいや、お母さんそのお金で生活しているのに「大して」って評価ゼロ!?


苦労して育てた娘に養ってもらうのは当然と思っているのかもしれませんが、娘の苦労を無下にする発言です。

 

そして疎開するまでもイライラ。

「私は家を守る」

といって、なかなか疎開しようとしません。

その後、アメリカから爆撃予告のようなビラがまかれ、それを見てやっと動いてくれたのですが、とにかく娘の意見をなかなか聞き入れない態度にイライラしてしまいます。

 

そして結婚後から続く一番の文句は

 

「いつ孫の顔を見せてくれるの?」

 

という孫の催促。

まあ武士の娘なので、お世継ぎを作らねばという使命感があるんでしょうか(笑)

 

なかなか子供ができない夫婦に、こうもあからさまに子供を催促するのは酷な事では!?と思います。

 
関連記事→→朝ドラ「まんぷく」福子と萬平の子供できるの?おいで発言また飛び出すか?

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「まんぷく」福子の母はなぜ嫌われる?

福子の母は視聴者になぜ嫌われるのでしょうか?

 

これまでの言動が全て自分本位のように見えてしまうのでしょう。

  • 自分の考えを押し付ける→娘の結婚相手を自分が決めると言い張る
  • 自分が一番偉いとマウンティング→疎開先で自分が家長と言い切る。旦那ばかり優先する福子に対してすねる
  • とにかく文句が多い

こういった言動が視聴者をイライラさせ、嫌われる原因となっています。

 

「まんぷく」福子の母が毒親なのは狙い通り

イライラさせられる福子の母ですが、おそらくこれは朝ドラの流れとしては狙い通りなのだと思います。

 

朝ドラは、数々の困難を乗り越えて成長する女性の姿を描き、視聴者に応援してもらえるような主人公を描きます。

 

主人公が視聴者に応援してもらうためには、立ちはだかる壁or敵が必要なのです。

 

これまでの朝ドラは、嫁ぎ先の姑などがそのポジションとなることが多いですね。

 

今回「まんぷく」ではそのような立ちはだかる壁or敵が福子の母の役割です。

 

そのおかげなのか、疎開先の家族は驚くほど温かい夫婦で、イジメ要素ゼロでしたよね。

 

福子が視聴者に応援してもらう為にも、おそらく母・鈴はこれからもイライラ発言を繰り返すことでしょう。

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「まんぷく」今後、母はどうなる?

これまではイライラさせられる事が多かった母。

 

でも、疎開先で萬平さんと福子と3人で生活するようになって、萬平と母・鈴のバトルが見物かもしれませんね。

 

濡れ衣で憲兵につかまっても絶対に罪を認めなかったですし、川に電気を流して魚を獲った事も、「悪い事ではない」と謝りません。

 

人の意見をなかなか聞かない所は、母・鈴と似ています。

 
泉大津に移り住む頃には、萬平も上手にお母さんの小言を聞き流せるようになってきたようですが、発明家としての生き方は曲げていません。

福子はこれからも、母・鈴と夫・萬平の間に立ちながら生きていくことになるでしょう。

 

「まんぷく」福子の母は憎めないと評価する声も

福子の母を「憎めない」とか、「おもしろい」と評価する声もあります。

11月6日「あさイチ」の朝ドラ受けトークで、博多大吉さんも、

「お母さんイラっとする事もあるけど可愛らしいね」とコメント。

確かに、憎めない所もあるんですよね。

福子にとっては自分を産んで育ててくれた母親です。

今後、インスタントラーメン開発をスタートする所がメインになってくるでしょうが、その時福子の母・鈴はどんな態度に出るのでしょうか?やっぱり反対かな?

 

いずれにせよ、主人公夫婦の壁となり、敵となって朝ドラを盛り上げているのは、福子の母・鈴の毒親っぷりなのかもしれませんね。

 

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