大晦日に放送されるNHK紅白歌合戦の審査方法が2017年から大幅に変更されることが決定しました。

一年前の2016紅白では、視聴者・観客とも白組に多く票が入っていたにもかかわらず、審査員の投票で紅組が逆転勝利。この結果に「おかしい」という声が噴出しました。

これを受け、NHK紅白は2017年審査方法変更を迫られており、今回は視聴者ファーストな審査方法に変わったようです。

紅白の審査方法がどのように変わったのか、お伝えします。

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紅白の審査方法2016年はどうだった?

2016年NHK紅白の投票結果は



視聴者投票は白組約420万、紅組が約252万

会場投票は白組1274、紅組は870

視聴者投票と会場投票では、白組が圧倒的に有利な状況だったんですよね。

でも視聴者と会場の投票は、白組にそれぞれ2個ずつボールが入るのみ。

つまり、審査員4人が白組に投票しただけという扱いでした。



その後の審査員の投票で紅組へ票が集中し、紅組が優勝!

紅組司会の有村架純さんも「え?紅組勝ったの?」という驚きの表情を見せました。

おそらく視聴者&会場の結果で負けを覚悟し、負け司会としてのコメントを頭で考えていたことでしょう。ビックリするのも無理ありません。

紅組に審査員票が集中したのは、視聴者や会場の結果を受けての同情票が集まってしまったとも言われていますが、これでは視聴者や会場に投票してもらう意味がないですよね。

紅白の審査がおかしいという批判内容とは



視聴者の投票が覆されたことについて疑問に思う声や、「視聴者の声を無視しているNHKに受信料払いたくない」といった受信料未納問題に絡めた声も。




こういった声を受けて、2017年審査方法の大幅変更となります。


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2017年の紅白審査方法とは?

2017年の紅白審査方法は


(1)テレビの前の視聴者審査員の投票数」(データ放送のみで投票可能)

(2)「NHKホールの会場審査員の投票数」

(3)「ゲスト審査員の投票数」 



これら全て合計した票数で勝敗を決めます。

ちなみに視聴者の投票は各対戦ごとに投票できる為、視聴者はデータ放送できるテレビ1台につき22票持っていることになります。

一方会場審査員とゲスト審査員は、最後に投票する1票のみ。

今回の審査方法の変更で、視聴者の投票が勝敗の行方を左右する仕組みとなっています。

2016年の視聴者投票数で2017年の新ルールにあてはめてみると、視聴者票が白組約420万、紅組が約252万ということで、100万以上も票数に差がついており、会場約2000人と8人の審査員がいくら紅組に票を入れたとしても白組が優勝ということになります。

まとめ

2017年の審査方法についてお伝えしましたが、いかがでしょうか?

「2017年の紅白は視聴者によって勝敗が決まる」

そんな紅白に変わるのは、やはり高視聴率を狙っている為でしょう。

一視聴者としてはうれしいのですが、ここまでくると

「じゃあゲスト審査員呼ぶ意味は??」

といった疑問も。

まあ、対戦前後のコメントが華やかになる役割で、審査員というよりはゲストの意味合いが強くなるのでしょう。

新しい審査方法でのNHK紅白2017楽しみです。

関連記事→→NHK紅白歌合戦の審査員2017年は誰?

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