4月18日にスタートしたTBSドラマ「あなたのことはそれほど」で、東出昌大さんの演技が「第2の冬彦さん」「平成の冬彦さん」「これは冬彦さんの再来」と話題になっています。

ただ冬彦さんを連想させたのは今の30代もしくはそれより上の世代。10代20代世代は「冬彦さんって誰?」「冬彦さん? 何のドラマ?」「冬彦さんってよく知らない」と、冬彦さんを知らない世代の視聴者も多いのではないでしょうか。

あなそれの東出さんはなぜ冬彦さんと呼ばれるのか?冬彦さんと東出さんの演技を比較して共通点をお伝えします。

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冬彦さんとは?

冬彦さんは、1992年にTBSで放送されていた「ずっとあなたが好きだった」というドラマに出ていた役名です。

主人公の美和(賀来千香子)とお見合い結婚し、美和を深く愛しており、美和が元恋人の大岩(布施博)と再会したことに強く嫉妬します。

また冬彦さんはマザコン的な性格があり、母親役の野際陽子さんと異常な親子愛を演じていました。

つまり、冬彦さんは嫉妬深いマザコン男の代名詞なのです。

冬彦さんを連想したコメントの中で「そのうち東出君が木馬に乗ったらどうしよう」というものがありますが、この木馬というのは冬彦さんの部屋の中には木馬があって、それにまたがって妻に文句をたれる姿がとてもインパクトがあったからです。

子供用の木馬なら家にあるという人もいるかもしれませんが、大人が乗れる木馬が家にあるのはかなり珍しい事ですし、さらにその木馬の上で粘着質な妻への思いをぶつぶつ言う姿はインパクトありすぎて、25年経った今でも視聴者の記憶に残っているのです。

関連記事→→冬彦さんのドラマ動画1話から最終話まで見るならここ!

冬彦さんキャストは佐野史郎

冬彦さんを演じていたのが佐野史郎さん。

冬彦さんは佐野史郎さんが演じたからこそ強烈なインパクトを与えるキャラクターになったと言っても過言ではありません。

佐野史郎さんは冬彦さんの影響で「知的ながらもどこか狂気を宿した演技」を求められる役が多く、「世にも奇妙な物語」では準レギュラー的な存在ですが、正統派からコミカルまで幅広い役をこなせる実力派俳優です。

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東出さんと冬彦さんの共通点

東出さんの演技を見て冬彦さんを連想させたシーンは、東出さんが妻の美都のスマホをのぞくときの粘着質な顔でしょう。

この顔はまさに冬彦さんが美和と元恋人の大岩に嫉妬した時の顔の表情と雰囲気がそっくりなのです。

冬彦さんと東出さんは嫉妬深く、妻に対して粘着質な愛情を抱いているところが共通点といえるでしょう。

冬彦さんのドラマ「ずっとあなたが好きだった」あらすじ

冬彦さん(佐野史郎さん)は高学歴・高収入・一流企業の超エリートですが、大変なマザコンでした。
但し、見た目に少しもそのような素振りは見せません。
美和さん(賀来千香子さん)に縁談の話が持ち上がり、全て好条件だった為 トントン拍子に話は進みました。
しかし美和さんには心に想う初恋の相手がいて…帰郷した際久しぶりに会いに行きましたが、思い出話しをしただけ…
冬彦さんが大変好印象だった事もあり(兎に角最初は優しい紳士的な男性だった)結婚式を挙げ新生活がスタートします。
ところが一変して姑(野際陽子さん)の異常なまでの世話焼き・冬彦さんのマザコンが露わになってきました。
常軌を逸する程凄まじい日々の連続に、美和さんは両親に救いを求めますけれど「まさか!?」という感じで相手にして貰えません。
最終的に初恋の相手の大岩さん(布施博)に救いを求め、逃げるように出て行きます。
冬彦さんはぶち切れて母を刺しますが一命は取り留め 冬彦さんは逮捕…
面会に行った美和さんに、初めて「幼いころから初恋の相手だった」と打ち明け「何故それを最初に言ってくれなかったの?」
となりますが、後の祭りです( ..)
悪夢の妊娠をしてしまい 男の子が生まれます。
美和さんと大岩さんは結ばれましたので、その男の子と次に生まれた女の子と仲良く土手を歩くシーンで終わった..

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