2017年の東京都議会選挙は“都民ファーストの会”圧勝という結果でした。

しかし、ニュースで「公認候補者50人中、49人が当選する大勝利」というアナウンスを聞くと、

「ん!?都民ファースト全員当選じゃないの!?っていうか一人だけ落選した人がいるの!?」

1人だけって気になりますよね。

都民ファーストの会で落選した人は誰なのか、その理由についても考えてみます。

都民ファースト圧勝の選挙結果

都民ファーストの会公認候補者50人中、49人が当選しました。

無所属で当選した6名も、その後都民ファーストとなり、都民ファーストの会は127議席中55議席を獲得。

さらに選挙協力した公明党は公認候補全員23名が当選し、都民ファーストの会は連立で過半数を占めることとなりました。

一方で都民ファーストで唯一落選となったのは島部選挙区で立候補した山下崇氏です。

島部選挙区は現職の自民党公認である三宅正彦氏が当選しています。

スポンサーリンク


都民ファーストで落選した人

1人区の島部選挙区で立候補した山下崇(やましたそう)氏です。

【プロフィール】
1972年11月30日生生まれの44歳
東京都立八丈高校卒
元東京都職員(総務局・人事委員会事務局)
元自由民主党八丈島総支部長
元八丈町議会議員(総務文教委員長)
黄八丈めゆ工房(染色家)

元々は自民党出身みたいですね。

都民ファーストの会では島しょ支部長という肩書きがありますので、今回落選となりましたが、都民ファーストの会の中で今後活躍されると思われます。

都民ファースト 落選した人が出た理由

都民ファーストには大きな追い風が吹いていた2017東京都議選。その風が島部まで届かなかったのはなぜでしょうか?


まず、遠隔地などの地方は変革より現状維持の保守的な考えが多いと考えられます。

今回島部で当選したのは現職の三宅正彦氏という所から保守的な行動が伺えます。


現職の三宅氏より都民ファーストの山下氏は知名度に欠けていたという原因も一つあるでしょう。


島の住民はおそらく高齢者の比率が多いため、ツイッターなどを使った選挙戦も通用しません

これまで通り直接会いに行く重要性が他の選挙区より高い選挙区でしょう。

おそらく山下崇氏自身は選挙区の島を渡って選挙活動を行ったと思われますが、都民ファーストの顔は何と言っても小池百合子知事。

小池百合子知事が島へ行く予定だった7月1日(土)、あいにくの天候不良のせいか島に向かうことが出来なかった様です。

天候に恵まれなかったのは不運でしたね。

スポンサーリンク